売上を伸ばしているのに、なぜ利益が残らないのか?
「前年比120%を目指そう」
「来期はさらに売上を伸ばそう」
多くのアパレルブランドではこうした売上目標を掲げています。
しかし、売上を伸ばすために単純に仕入数量を増やしたり、値引きによって販売数量を伸ばしたりすると、
・在庫が余る
・粗利率が下がる
・キャッシュが残らない
という問題につながります。
本当に必要なのは、売上目標を掲げるだけではなく、
「どの商品を、どれだけ仕入れ・投入するのか」
「どの数字を改善すれば利益につながるのか」
「計画と実績に差が出たとき、どのような判断をするのか」
を数字に基づいて判断できるMDプランニングの仕組みです。
本講座では、Aptas代表としてアパレル企業・ブランドのMDプランニング支援を行う豊島直記氏が、グローバルアパレル企業で15年以上にわたり実務で培ってきた考え方を、自社ブランドの数字と課題に落とし込みながらお伝えします。
■この講座で解決できること
こんなお悩みはありませんか?
「売上計画を作っているが、根拠が曖昧」
前年売上を参考に目標設定しているものの、
なぜその数字になるのか説明できない。
「仕入数量の判断が経験や感覚に偏っている」
売れると思って多く仕入れた結果、シーズン終了後に在庫が残ってしまう。
「売上は伸びても利益率が改善しない」
値引きを増やして販売数量を伸ばしているものの、最終的な利益が残らない。
「販売後の数字分析が次の商品計画につながらない」
売上結果を確認するだけで終わり、次のシーズンで何を改善すべきか明確にできていない。
「数字を見ていても、具体的なアクションを決められない」
売上、在庫、消化率などのレポートはあるものの、どの数字をもとに何を判断すればよいか分からない。
本講座では、売上・利益・在庫・消化率などの数字を連動させ、
「次に何を変えるべきか」を判断できるMDプランニングの型を、自社の課題に合わせて作成します。
■この講座の特徴
本講座は、一般的な知識を学ぶだけの動画講座ではありません。
自社ブランドの売上・利益・在庫データを題材に、講師と一緒に現在の課題を整理し、実際のMD計画を作成します。
各回でワークに取り組み、講師からのレビューとフィードバックを受けながら、計画、実行、分析、改善までを段階的に進めます。
講座終了後も、受講者自身や社内のMDチームが継続して運用できる状態を目指します。
■この講座で得られること
・売上目標を販売数量、販売価格、利益、在庫などの数字へ分解する考え方
・商品構成、仕入数量を決定するための判断軸
・欠品と過剰在庫を抑えるための在庫プランニング方法
・売上進捗と在庫状況から必要なアクションを判断する方法
・値引きのタイミングと値引率を決める考え方
・目標と実績の差異から課題の原因を読み取る分析方法
・シーズン終了後の分析を次の商品計画につなげる方法
・自社ブランドで継続的に活用できるMDプランニングの型
■本講座で取り組むテーマ・作成するもの
講座では、自社の状況に応じて、以下の計画や分析資料を作成します。
・売上・利益・在庫の目標数値
・期間別、チャネル別、カテゴリー別の売上計画
・商品構成およびアソートメント分析
・商品別の売上予測
・商品別の仕入数量計画
・週次・月次管理レポート
・シーズン終了後の結果分析
・次シーズンのMD計画
すべての項目を一律に扱うのではなく、初回ヒアリングで現在の課題と優先順位を整理し、実務への効果が高いテーマを中心に進めます。
自社のデータ状況や受講者の進捗に合わせて内容を調整しながら、講座終了後も継続して活用・改善できる計画や管理方法を整えていきます。
■講座概要
全8回/実践ワーク型プログラム
以下は標準的な8回構成です。初回ヒアリングで、企業やブランドの課題、商品構成、販売チャネル、保有しているデータ、受講者の経験などを確認し、重点的に扱うテーマやワーク内容を調整します。
自社ブランドの数字を題材に、各回でワークとレビューを行いながら、現場で実行可能なMDプランニングの型を作成します。
第1回
目標数値設計
売上目標を利益につながる数字へ分解する
内容
・MDプランニング全体像
・4つのフェーズ理解
①Budget Setting
②Pre-season Planning
③In-season Planning
④Season End Review
・売上、利益、販売価格、原価、値引率、在庫量、消化率の関係性
・年間/月間/チャネル別、カテゴリー別の目標設定方法
・売上・在庫計画から考える仕入予算とOTBの基本
・適切な目標設定と、根拠が曖昧な目標設定の違い
ワーク
自社ブランドの売上・利益・在庫の目標数値を設計する。
第2回
プレシーズンプランニング①
売れる商品構成を数字で設計する
内容
・商品アソートメントの設計方法
・SKUごとの販売効率分析
・商品構成と利益構造の関係
・適切な商品数の考え方
・販売価格設定のロジック
ワーク
自社の商品構成を分析し、改善すべきカテゴリーや商品の役割を整理する。
第3回
プレシーズンプランニング②
売上予測から適正な仕入数量を決める
内容
・前年実績から来期売上を予測する方法
・在庫状況、販売価格、プロモーション、販売店舗数、商品数を踏まえた売上予測
・販売数量と消化率から考える仕入数量
・欠品による機会損失と過剰在庫のバランス
ワーク
自社商品の売上予測を作成し、商品別の仕入数量を設計する。
第4回
インシーズンプランニング①
売れ行きを見ながら在庫をコントロールする
内容
・チャネル/店舗ごとの初回在庫配分
・売上進捗と在庫状況の確認方法
・週次/月次レポートに必要な指標
・目標と実績の差異を把握するポイント
ワーク
自社データを用いた週次・月次管理レポートの作成
第5回
インシーズンプランニング②
数字から判断する値引き・改善アクション
内容
・売上未達時に見るべき数字
・目標との差異から原因を特定する方法
・販売数量、販売価格、在庫、消化率から考える改善アクション
・値引きタイミングを判断する考え方
・粗利を守りながら在庫を消化する方法
ワーク
自社の売上・在庫状況をもとに、実行すべき改善アクションを設計する。
第6回
シーズンエンドレビュー①
シーズン結果から「なぜ」を特定する
内容
・目標と実績の比較
・売れた理由/売れなかった理由の分析
・商品アソートメントが適切だったかを検証する方法
・サイズ別販売実績と仕入数量の分析
ワーク
自社のシーズン結果を分析し、目標との差異が生まれた原因を整理する。
第7回
シーズンエンドレビュー②
分析結果から次シーズン計画を作る
内容
・機会損失の考え方と期待売上の算出
・前シーズンの結果から次シーズンの目標を設定する方法
・売上数量、販売価格、値引き率、粗利率などの改善ポイント
・分析結果を商品構成や仕入数量へ反映する方法
ワーク
直近のシーズン分析をもとに、次シーズンの目標数値とMD計画を作成する。
第8回
最終発表・フィードバック
自社で運用できるMDプランニングの型を完成させる
内容
・作成したMDプランの発表
・計画の根拠と判断プロセスの確認
・講師によるレビュー/フィードバック
・質疑応答
・講座終了後の運用方法の整理
ゴール
売上目標の設定から、商品構成、仕入数量、販売中の進捗管理、シーズン終了後の分析、次シーズンの計画までを一連の流れとして管理できる、自社ブランドのMDプランニングの型を完成させる。
■こんな方におすすめ
・アパレルブランド経営者
・ブランド責任者
・MD担当者
・商品企画担当者
・バイヤー
・EC責任者、EC担当者
・売上だけではなく利益改善にも取り組みたい方
・経験や感覚ではなく数字を根拠に意思決定したい方
・在庫過多や値引き販売を減らしたい方
・自社のMDチームに共通の数字管理ルールを作りたい方
・販売結果を次の商品計画に生かせる組織を作りたい方
■講師プロフィール
Aptas代表
豊島 直記
MD Planning Consultant
Gap、Birkenstock、American Eagle等グローバルアパレル企業で15年以上にわたり、MDプランニング、在庫管理、売上分析、利益改善に従事。
日本・アメリカ・中国の各拠点で、売上計画、商品構成、買い付け数量、在庫配分、価格戦略などアパレルビジネスにおける数字設計を幅広く経験。
また、プランニング部門の立ち上げやOTBプロセスの構築、MD・バイイングチームへの研修など、数字に基づいて意思決定できる仕組みづくりにも携わっています。
現在はAptas代表として、アパレル企業やブランドを対象に、売上と利益の最大化、在庫の最適化を目的としたMDプランニング支援や研修を提供しています。
■ライト講座との違い
ライト講座 → スタンダード講座
MDプランニングの考え方を理解 → 自社ブランドで実践
数字を見るポイントを学ぶ → 数字から意思決定できる状態へ
60分完結 → 全8回伴走
基礎理解 → 計画作成・分析・改善まで実践
※企業やブランドごとに課題、商品構成、販売チャネル、保有データが異なるため、まずは個別相談で現在の状況をヒアリングします。
ヒアリング内容をもとに、標準の8回構成から重点テーマやワーク内容を調整します。
■受講後の状態
受講後は、
「売上を伸ばすために、どの数字を変えるべきか」
「在庫が余った原因は、商品数、仕入数量、価格、消化率のどこにあるのか」
「利益を残すために、販売中にどの数字を確認すべきか」
「目標との差異が生まれたとき、どのようなアクションを取るべきか」
「シーズンの結果を、次の商品計画にどう反映すべきか」
を、自社ブランドの数字をもとに判断できる状態を目指します。
経営者や責任者だけが判断するのではなく、MD、バイヤー、商品企画、EC担当者などが共通の数字と判断基準を持ち、継続的に売上・利益・在庫を改善できる組織づくりにつなげます。